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[東京 27日 ロイター] – <12:12>でも円軟調

午前のドルは、アジア株高などを背景に144円後半から145円半ばへじり高となった.しかし、昼にかけて株価が上げ幅を縮小すると、円売りも失速した.

ドルは朝方の安値144円後半からじり高となり、一時14.57円と今月3日以来3週間半ぶり高値を更新した.日経平均も一時300円を超える値上がりを見せるなど堅調な展開となったことで、円安圧力が強まった.

円は対ドル以外の通貨に対しても売られ、豪ドルは100円前半、英ポンドは194円後半と、ともに2カ月ぶり高値を更新した.「米国の利下げでドルの上値が切り下がる一方社関係者)という.

市場の関心は、きょうの自民党総裁選挙に集中している.アベノミクス継承を掲げる高市早経済安全保障担当相が勝利した場合、経済成長の促進期待を先取りする形で株高や安イールドカーブのスティープニングが進むのではないかとの見方が優勢だ.

「市場はすでに高市氏の勝利を一部織り込み始めているため、他の候補が勝利すればその反動で、円高が進む可能性もある」(外銀アナリスト)との指摘もあった.

自民党によると、開票作業は午後1時から始まり、新総裁の会見は午後6時から予定されている.報道では、午後2時20分頃に第1回投票の結果が判明しそうだという.

<09:42> ドル145.32円まで上昇、高市氏の勝利織り込む動きも

ドルは実需の売買が集中する仲値に向けて買いが先行し、一時14532円まで上昇.今市場では、きょうの自民党総裁選で「高市氏が勝利するとの期待感から円売りに動いている向きもあるようだ」 (外銀関係者)という.

東京株式市場でも日経平均は300円超上昇しており、円は対ドル以外でも小幅ながら弱含みとなっている.

<07:50> ドル143.30─146.30円の見通し, 自民総裁選で大きな変動か

きょうの予想レンジはドル/円が143.30―146.30円、ユーロ/ドルが1.1. 100─1.1220ドル付近.

市総裁選挙に集中している.特にアベノミクス継承を掲げる高市早苗経済安全保障担当相が勝利した場合、経済成長の促進期待を先取りする形で株高や円安、イールドカーブのスティープニングが進むのではないか、との見方が優勢だ.

同じく有力候補とされる石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相の勝利となれば、高市氏の勝利を予想していた向きが持ち高解消に動く結果、逆に株安や円高へさらに「誰がトップになっても、財務相ら内閣の顔ぶれで印象はまた変わる」(国内証券.

自民党によると開票作業は午後1時から始まり、新総裁の会見は午後6時から予定されている.報道では、午後2時20分頃に第1回投票の結果が判明しそうだ.

ドルは現在144円後半と、前日日中とほぼ変わらずで推移している.前日海外は米経済指標の上振れなどを受けて、豪ドルなどが買われる一方で、ドルと円が弱含みとなるリスクオンムードの値動きとなった.

全スポットレート(LSEGデータ)

アジアスポットレート (同)

欧州スポットレート (同)

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スポットレート (日銀公表)

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